フランスにあるルノーの工場。(Part 1)

●サンドヴィル工場(SANDOUVILLE)
ドーバー海峡に面するオート・ノルマンディ地域圏、セーヌ=マリティーム県ルアーブルの港湾工業地区にある、1964年に生産が開始された工場。
Laguna・Laguna sport Tourer・Vel satis・Espaceなどルノーの高級車を製造しており、日本向けラグナもこの工場でつくられています。

●フラン工場(FLINS)
パリ近郊、イル=ド=フランス地域圏ヴァル=トワーズ県オベルジョンビルのセーヌ川沿いにある、1952年に生産が開始された工場。
Twingo・clio3(ルーテシア)の製造や、エグゾーストシステム・サイドドア・ボンネットなどの部品も生産しており、日本仕様の新型ルーテシアや、過去にはトゥインゴもこの工場から送られています。

●ドゥエ工場(DOUAI)
フランス北部ノール=パ・ド・カレー地域圏、ベルギーとの国境に面するノール県ドゥエにある、1975年に生産が開始された工場。
MEGANE hatch・MEGANE cc・SCENICを製造し、2002年からはC(middle‐range)セグメントの車種のみを生産しており、日本仕様のメガーヌ グラスルーフカブリオレ、グランセニックはこの工場でつくられています。

●モーブージュ工場(MAUBEUGE)
フランス北部ノール県モーブージュ、ドゥエより約70km東、ベルギーとの国境の町にある、1969年に生産が開始された工場。
Kangoo・Kangoo-express・Kangoo4x4を製造しており、日本仕様のカングーもここから出荷されています。またヨーロッパ向けの日産kubistarもここでつくられています。

●ディエップ工場(DIEPPE)
ドーバー海峡に面するオート・ノルマンディ地域圏、セーヌ=マリティーム県ディエップにある、1969年に生産が開始された、ルノースポール専用(元アルピーヌルノー)工場。
Clio-Renault sport・clio cup・clio group N・MEGANE-Renault sportなど、ルノースポールの称号が付くものは全てここで生産され各国に送られています。またハンドメイドが多いため1日の最大生産キャパは150台と少ないのですが、フォーミュラーカーもここで製造されています。

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