|  | 世界のルノー工場。(Part 4) ポルトガル●Cacia(カシア):
 ポルトガル北西部アヴェイロ都市圏カシアにあるパワートレイン工場。
 以前はアヴァイロ工場とよんでいた。シャフト、ギアボックス、エンジン部品、ピニオン、オイルポンプなどを生産する。
 
 モロッコ
 ●Casablanca(カサブランカ):
 モロッコの北中部モロッコ最大の都市カサブランカにあるソマカ車体製造工場。
 カングー、カングーエクスプレス、ロガンを製造する。2003年当時ルノーモロッコが8%シェアをもっていたSOMACAがルノー、フィアット、プジョーとシトロエンの車を組立てていた。
 現在ルノーはSOMACAの株を54%所有している。2006年上半期の生産台数はカングー3,043台、カングーエクスプレス1,322台、ロガンが7,759台。
 
 スロベニア
 ●Novo Mesto(ノヴォ・メスト):
 スロベニアの南中央部ノヴォ・メストにあるレヴォツ車両組立およびブレーキ関係部品製造工場。
 クリオII、ブレーキディスク&ドラムを製造する。1989年:ルノーとIMVが所有する会社Revozを設立。1992年ルノーがRevozの経営権を獲得。2006年上半期のクリオII生産台数は84,858台。
 
 ルーマニア
 ●Pitesti(ピテスティ):ルノーダチア
 ルーマニアの中央部、ワラキア地方アルジェシュ県ピテスティにある1966年生産開始されたルノーダチア車体製造及びシャシー、パワートレイン工場。
 ルノーダチアのメイン車種1300レンジ(LCV:ピックアップ、ドロップサイド、ダブルキャブとキングカブ)、ロガンの製造。他、ギアボックス、エンジンを製造する。2006年上半期の生産台数、1300レンジは6,431台、ロガンは95,369台。
 
 ロシア
 ●Moscow(モスクワ):
 ロシアのモスクワにあるアフトフラモス車体製造工場。
 ロガンを製造する。93.41%ルノー、6.59%モスクワ市所有の会社。1998年Avtoframos設立。2004年工場開設。2006年上半期のロガン生産台数、21,931台。
 
 トルコ
 ●Bursa(ブルサ):
 トルコ北西部ブルサにあるオヤックルノー車体製造及びパワートレイン工場。
 クリオII,III、メガーヌIIなどのセダンタイプを製造する。オヤック-ルノーは51%ルノー、49%オヤック(トルコ軍隊退職基金)が所有する会社。2003年ブルサはメガーヌセダンを生産する唯一の工場で84カ国に輸出していた。2006年上半期の生産台数はクリオIIが33,928台、クリオIIIが47,897台、メガーヌIIが40,427台。
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