コーヒー=カフェ=エスプレッソ=エクスプレス!?(国柄によるコーヒー)

 フランスでこよなく愛されている『カフェ』。時には店の事を時にはコーヒー(飲み物)の事をさしたりします。コーヒールンバっていう曲はご存知でしょうか。♪むかしアラブのえらいお坊さんが〜♪で始まる歌なのですが、古くからアラブの国で飲まれており、ヨーロッパに伝えたのが、かの有名なアラブの商人です。アラブからイタリアに渡りそこからヨーロッパ各地に広まったので、老舗の豆ブランドはイタリアが多いらしく、メニュー(アラカルト)もイタリアの響きが多い気がします。
 カフェはフランス語[Caf_]、イタリア語は[Caff_]、英語では[Coffee]となるのですが、フランスでCaf_をたのむと、日本で言うエスプレッソ(フランス語ではエクスプレス)が出てきます。日常私たちがよく飲んでいるコーヒーより非常にコク(濃い)があるので苦手な方もいますが、逆にフランスの人には日本のコーヒーは飲めなかったりするようです。そもそもエスプレッソとは“早く出来る”と言う意味でコーヒーを豆から抽出する早さをさします。ルノー エクスプレスも見た目とは裏腹に結構速く走れた車でした。

 フランスには飲み物の自動販売機がまったくと言って良いほどありません。かつてのルノー車に缶用のカップホルダーが無かったのはこのためで、caf_と呼ばれる飲み物屋(食事もできる)さんが至るところにお店を出しているので必要ないのです。
 気に入ったcaf_を見つけるとその辺りで路上駐車をして気軽に入り、お店に入ると『ボンジュール』とお客側も声を掛けます。(日本では店員さんだけですよね)席はカウンター、店内、テラスがあって、基本的にテラス席が一番料金が高く(最近は一律の所も多い)、店内、カウンターの順です。太陽が大好きなので晴れていればテラスが大人気、ただでさえ椅子の間隔が狭いのにキュウキュウになっているにもかかわらず結構くつろいでいるのには驚きます。日本のお店では考えられない狭さなのですが・・・。
 お互いの挨拶から始まり言葉をかわすことで非常に居心地良くすごせるcaf_は、自動販売機のような無機質なものではなく人の温かみのあるところなのでしょう。
フランスに行く事があればぜひ気に入ったcaf_に入ってみて下さい。『ボンジュール』 『アン カフェ スィル ヴ プレ』ギャルソンがエスプレッソを運んできてくれます。
チップをお忘れなく。。

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